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簡易実験場

徒然なるままに

そんな世界は壊してしまえ 感想

そんな世界は壊してしまえ(さがら総 / MF文庫J

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人類の『敵』――“アンノウン"の襲撃により世界が崩壊した近未来。湾岸防衛都市東京の学園に所属する朱雀壱弥は――人類を愛しすぎていた。全人類の発展 のため、美少女の告白をバッキバキに叩き潰し、戦わない同級生の心をボッキボキに叩き折る。デート? カップル? それはこの世界でどんな意味が? なにもかもを論理で語れ。自分の正義を信じてやまない朱雀に、謎の転校生少女の調査任務が与えられ……? 「人類が好きか?」「大好きです! 」「なんでもできるか?」「なんでもします! 」ポジティブクズとドM天使が出会い、新たなる変態ストーリーの幕が上がる――!
変態王子と笑わない猫。』コンビが贈る青春ラブコメの最前線! 刮目せよ!

さがら総のヒロイン特有の頭のおかしさが爆発した作品。文章自体は癖がなくしっかりしているので読みやすいのだが、キャラクターの個性が強すぎてすごく癖のある本になってしまっている。もうね、何なのこの人。ヒロインの頭を残念にするかおかしくしなければ満足できないのか。クオリディアコードの世界観を掴むにはまあ役に立つが…。主人公の朱雀壱弥はあらすじではポジティブクズだなんて評されてはいるものの、実際のところはあまりそう感じなかった。まあクズと金貨のクオリディアを読んだ直後に読み始めたってのもあると思うが。ありがちな設定と縛られた土台からよくもまあここまで自分の世界を展開できるものだななんて感心するばかりで終始圧倒される一冊。

評価:C