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簡易実験場

徒然なるままに

ヴァンパイア・サマータイム 感想

ヴァンパイア・サマータイム(著:石川博品 / ファミ通文庫

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このまま、君と、灰に。 人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。 夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大附属に通う少女が紅茶を買っていく。 それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知っていく。普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく……。

夏の夜を焦がすラブストーリー。

人間と吸血鬼が共存する世界を描き、さらに青春模様までも繊細に描写する。人間と吸血鬼の隔てる壁というのがうまく表現されていて流石だなあ…と。ただ単に二人は一つになってパッピーエンド。というわけではなく、二人は二つのままハッピーエンドっていうのも考えるところがあるよね。あと、いちいちヒロインの心情描写がエロいというか、すごく可愛いです。彼女になら血を吸われてもいい……。肛門の快には盛大に笑った。

評価:B