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簡易実験場

徒然なるままに

ガーリッシュナンバー 感想

ガーリッシュナンバー(渡航 / 発行:株式会社KADOKAWA プロデュース:アスキーメディアワークス

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女子大生の千歳が、夢と野心を胸に飛び込んだ声優業界。

そこからトントン拍子に人気が出て――なんてわけもなく、おかしな業界のシビアな現実に直面中!

仕事なし×やる気なしの新人声優・千歳の未来はどうなる!?

主人公は千歳だが、その兄である悟浄もまたモノローグの担い手として物語を展開する。当初は主人公が千歳のみだと思い、百合展開になるのか…まあ、ありだな。何て考えていた俺が馬鹿みたいじゃないか。だが確かに主軸はブラコン気味の千歳、副軸を兄の悟浄にすると悟浄をラノベ主人公枠に嵌めることができ、百合展開なんてなくても通用するのですごく納得した。女の子目線ってどういう風に書くんだろうか…なんて考えていたけど、まあいつも通りちょっとやさぐれた感じの主人公だし、計算高さは某いろはすを彷彿とさせる……。内容はまあ、自分の想像する声優業界、というか声優という職業のイメージにより詳しい内部事情を説明される感じだと考えたら大体あってる。数ヶ所ほど大笑いする場面もあったし、わたりんの最近の傾向である巻末が面白いというのも健在。なんか巻末読んでると昔渡航日誌に書いてた業界用語のやつを思い出したし、本文でも出したアイマスネタを引っ張って「ふーん、アンタが私のプロデューサー?」なんて見た時には思わず失笑した。この本?まあ、悪くないかな…。

評価:B