簡易実験場

徒然なるままに

星降る夜は社畜を殴れ 感想

星降る夜は社畜を殴れ(高橋祐一 / 角川スニーカー文庫

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オレは、すべての社畜を過去にする!

高校中退のオレ、立花アキトが就職したのは、よりによって日本有数のブラック企業「ワクワクフーズ」だった。そこは残業を何より好む怪物「社畜」たちの巣窟だ。
セクハラの調査のため、オレは苦情のあった秋葉原のチェーン店へ休日出勤(やりたくねえ!)で向かった。
そこにいたのは血まみれの包丁を握りしめたモヒカンの店長と、太麺にがんじがらめにされた巨乳の美少女で!? オレ、いきなり大ピンチ! 第19スニーカー大賞特別賞受賞作。

ジャンルとしてはハイテンションバトルコメディ。不当な労働基準を強制してくる“社畜”の上司達とバトルする日常を繰り広げる作品。

社畜スキルなるものを行使する社畜達と何かと戦います。猛攻をくぐり抜けるか、あるいは力でねじ伏せるのか、果てには反社畜スキルなんて物まで出てきて…これもうわかんねえな。有名セリフからディープなスラング的セリフまでパロディネタが満載でノリで押し切る作風。目指せ!定時退社! 

評価:C+